2023-01-01から1年間の記事一覧

「どこから行っても遠い町」川上弘美

今年は川上弘美を何年ぶりかで読んでいる。「古道具中野商店」に続き。 1回読み終わってから何章か読み返した。格別面白かったから、というわけでは別になく、最近は、読んだ本の感想を読書サイトにまとめるようにしているのだけど、255文字にまとめられるよ…

「告白」町田康

長らく積読にしていた大作を読んでござる。 いやあ長かった。面白かったんだけど、にしても長かった。 この長さで人間の哀しみ苦しみが縷々つづられてるんだけど、多くの笑いも交えて書かれている。そら人生には笑いもあるから。というか、笑いがなければほ…

「史上最大の作戦」(映画)

DVDレコーダーにとり溜めた映画の在庫がこの先の録画予定を圧迫しておる。 というわけで、徐々に見ては消していく作業を行うべし、と思って、まずこの「史上最大の作戦」から入った。 これ何で録画したんやろ。途中からの録画だから、テレビで始まって、あ、…

台湾で隠居

「いま、台湾で隠居してます ゆるゆるマイノリティライフ」(大原扁理著)を読んだ。 著者は低収入低消費をモットーにしており、ゆえに「隠居」なのだが、そこに共感して他の本も数冊読んできた。 今回もこれまでと別に内容は変わらず、単に台湾に舞台を移し…

豆の数を数える

精神の健康を維持するために、ASDなりのライフハックを蓄積して取捨選択すべきであろう、と今日フランスのドラマの「ラファエルとアストリッド」を見ながら思った。 ドラマの中で紹介されていたハックは、豆を数えて自分が抱えているストレスのレベルを把握…

2023.5の読書記録

ふふふ全然ブログ書いていない。何でやろ。ブログを書くということがナチュラルに私の日課から疎外されている。ていうか入る隙間がない。といっても別に忙しい毎日、というわけではない。が、このような忙しい日に限ってなぜか書きたくなる。しばらくアウト…

世界の終わりとハードボイルドワンダーランド

村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」を読んだ。そのあと間髪入れず、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んだ。それが先週金曜から日曜にかけてのことであった。我ながら暇物である。 「世界の終わり」は2度目で、15年ぶりくらいではない…

つまらぬ仕事、後悔

昨晩は、3時ちょっと前に寝た。ここからもっと2時に近づけていきたい。 夜食はしてしまった。食卓の椅子に腰を据えたが最後逃れがたいものがある。 短納期の仕事、目途ついてきた。しかし、仕事がつまらなくて困る。つまらないのでどうしてもわき道にそれる…

脱夜更かし、仕事、全知全能の神

昨夜のブログで夜更かしと夜食への反省の弁を口にしながら、同じ手で午前2時に菓子パンを食べていました。愚かな私です。 問題は夜更かしである。夜更かしすると何か食べたくなる。昼間と違って、私の飲食を妨げる者はいない。というわけで、今がチャンスと…

不調のしるし

歯がグラグラしてる夢をたまに見る。母に言うと、私も若い頃よく見たわ、若い頃に見る夢や、と言われる。 しかし全く見ないときもある。このところ多い。何か心理的なものがあるのだろうか、と思って調べたら、ストレスを感じているとき、自信を失っていると…

羊をめぐる冒険

高校以来再読。耳のモデルの子の存在が、覚えていたよりも鮮やかだった。黒服の回し者だという説もあるらしいが、やっぱり彼女はシャーマンなのだと思いたい。 これも探索型の冒険物語。探索するものは羊。しかし、ジプシーの民話なんかと違って主人公が求め…

ダンス・ダンス・ダンス

村上春樹のファンであるけれども、この作品はあまり好きなほうではなかったので、高校の頃に1回読んだきりだ。 20年の時を経て読み返して思うのは、人間の記憶力というもののいい加減さと、あと、人間の好みって時間が経ってもそんなに変わらないんだな、と…

なんとなく、クリスタル

表題の小説を読む。新潮文庫で200ページ強、しかも左ページは注釈(挿絵のみのページもある)なので、さっさと読めた。 「百年の誤読」を先に読んでとりかかったので(岡野氏はとくにお嫌いのようで)、特に期待していなかったが、意外に面白かった。 青学の…

久々のダウン

本来なら2日で終わるべき仕事を1週間かけてやっと終わらせた(しかも納期にちょっと遅れた)。 このところどうもおかしい。集中力が完全に失われている。トリコチロマニアもひどい。髪の量が不均衡に減って、そろそろ見て分かるくらいになっているんじゃない…

花見、リスキリング

毎日書く、という決意のなんと無意味なことであるか。 今日はお花見に行った。ちょうど、散り始めてもいない満開の時期だった。 平日であるというのに駐車場がどれも満車で、しばしタラタラと難民をしたのだが、広い駐車場に巡り合えてなんとかなった。 水辺…

3月のまとめ

1ヶ月近く書かなかった。仕事はとうに暇になっていたのに、毎日書くという縛りを解いたら瞬く間にこの調子である。よろしくない。というわけで、また毎日書くことにする。 ブログを書かない間に色々あった。3月中旬に5日ばかり上京した。2人の友人に会った…

子育てしたい?

酒が身に応える。梅酒とかカクテルとか、やっぱり甘い酒は止しといた方がいいんだろうか。大人しくビールを飲めと。でもビール、そんなに得意じゃないんだよな。ワインもそんな得意じゃないんだよな・・・ 酒には弱いし、別に好きでもないので、飲まないで全…

少子化対策を考える

エル・カンターレが66歳で死んだらしい。 エル・カンターレ。なぜエル・カンターレにしようと思ったのか。ググると諸説ある感じで、調べる時間が勿体無いので謎は謎のまま放っておく。 今日ほかに気になったニュースは、 www.jiji.com というやつ。なるほど…

夏目漱石「行人」読了

夏目漱石の「行人」を読み終わった。 なぜか最終章で、それまで話題にも出ていなかった兄の親友Hさんが登場し、一郎との旅先から400ページ(新潮文庫)から65ページにわたる長い書簡を書き送り、二郎から語り手役を奪うところが何とも強引な流れであるけれど…

全休日、ポーの一族(ユニコーン)

確定申告をほぼ終えて、今日は全休となった。 久々にスシローに寿司食いに行ったが、シャリが甘くて6皿が限界だった。 いつ頃か大変にシャリが甘くなってしまった。なぜだろう。味噌汁も前ほど美味しくなくなった気がする。 百十円皿が百二十円皿になってい…

確定申告の罠

別に罠でもなんでもないのだが、特定口座は難しい。 今回までで ・特定口座を確定申告してしまって取消しの修正申告をしたいが受け付けられない ・特定口座の損失を確定申告し忘れて修正申告したいが受け付けられない を両方経験した。 せめてもの救いは私の…

確定申告と優雅な生活

土、日、月と久々に暇であった。この季節に3日も連続で仕事がないとちょっと不安になる。書き入れ時だっていうのにこんな暇でえんやろか。 しかしいつ何時また忙しくなるか分からないので、今のうちに確定申告の準備をしておく。売上も経費も大したことない…

シャドウイングとリプロダクション

シャドウイングの話。 結構楽しい。しかし「不思議の国のアリス」は難しすぎるので、「オズの魔法使い」に変えて続けている。こちらは8割がた聞き取れるのだが、シャドウできるのは5割程度で、舌がついていかない。まあちょうど良い難易度なのかな?とりあえ…

シャドウイング記念日

まとまった時間があったらまとまった長文を書きたいな、と思いながら、仕事している。これは大体、まとまった時間ができたころには、そんな欲求も気力も消え失せているというパターンである。やりたいことはやりたいうちにやらにゃ。 やりたいうちにやらない…

再会が素晴らしいということ

昨日は大変久しぶりに他人と外食をした。 10年ぶり2回目に会う人で、何の話をできるものやら緊張しつつ席に臨んだのだけど、存外非常に非楽しくて、あっという間に時間がたち、家に送ってもらう車の中でもしゃべりつくしてお別れした。10年前に会ったときも…

Twitterにやられる

仕事が押しているので早く寝なければ、と思いつつTwitterを眺めていたらこんな時間に。 そして今晩だけは夜食するまいと思っていたのに(最近起き抜けに胃が痛い)、今ふと気づくとお手元にせんべいの袋と甘々の炭酸。 Twitter何を見ているかといったら、タ…

保育士が足りない

ファミマにお菓子を買いに行ったら、いつも買っているファミマブランドのかりんとうが100円から一気に130円に値上がりしていた。買うか買うまいか3秒ほど悩み、当然買わずにすごすご帰ってきた。こういうのは受け入れるのに時間がかかるものであるし、他の安…

徹夜明け

全体として今年の冬は暖かいと言わざるを得ない。 午後5時の時点で私の里は氷点下になっていないし、昼間などわんわんの部屋は室温15℃にも達していた。地球の異変かはともかく、間違いなく楽ではある。暖房費高騰のおり、去年より灯油の消費量は少ない。 今…

多忙休載

お仕事がお忙しいので短くとも2月3日まで休むことに致した。

サイレントテロ

そういえばいつか、サイレントテロという言葉を聞いたことがあったな、と思いネットで調べていたら、これはまさに私のライフスタイルではないか、と思って感動した。 サイレントテロとはすなわち、社会への復讐を趣旨として「極力消費しない、極力働かない、…