少子化対策を考える

エル・カンターレが66歳で死んだらしい。

エル・カンターレ。なぜエル・カンターレにしようと思ったのか。ググると諸説ある感じで、調べる時間が勿体無いので謎は謎のまま放っておく。

今日ほかに気になったニュースは、

www.jiji.com

というやつ。なるほど異次元の少子化対策や〜。

本当にジャポンは、というか自民党は私の期待を裏切らないのであった。奨学金、私も他人事でなく、学生支援機構の奨学金まだ返し続けてるんよ。しかし、子供産めば減免しますよ!って言われて、じゃあ産むわ!ってなるかね。日本て、基本的に結婚しないと子供産まん国であり、奨学金減免されたいから、結婚することにするわ〜。ほんで子供産むわ〜ってなる人がそういるとは思えない。そして、奨学金減免されたいから、未婚で子供産むわ〜ってなる人がそういるとも思えない。だいたい、未婚で子供育てるより未婚子なしで奨学金返す方がよっぽど楽だし。だから、どう考えても少子化を緩和する効果なんかなさそうなんだけど、自民党のオツムは一体どうなっているのか、よう分からん。

 

他にも最近は、

www.asahi.com

というニュースがあって、さすが自民党少子化(推進)政策は期待を裏切らなかった。

とはいえ所得制限の撤廃はやるだろうなって思ってたら、決まらなくてぐずぐずしてるし。まあ実際所得制限の撤廃は大して効果はないだろうとは思う。所得制限に引っかかるような高所得者は、希望するライフスタイルを犠牲にしてまで子供手当のために子供の数増やしたりしないだろう、普通に考えて。少子化対策効果がない上に、子育て世帯以外には恩恵がないとなれば、ただの偏頗なバラマキであって、まあやらん方が良いだろう。

じゃあどういうのが少子化対策として適当なのか。

私は未婚子なし、その希望なしであるところ、どうすれば子供を欲しくなるか・・・と聞かれれば、ハンガリーでやってるとかいう、子供産めば一生所得税軽減、というのは結構魅力的に感じるかもしれない。毎年確定申告の季節に所得税で歯噛みしておるから。でも、これって結局独身税と同じことだよね。独身税は、ブルガリアだっけ、やった国があって、めでたく失敗したそうだ。まあそりゃそうだ。

私が子供産んだら大変そう、と思うのは、園活というやつかな・・・なんだか聞くだけでうんざりする。0歳児から預けないと、後になるほど不利になる、とかね。兄弟を同じ園に預けられなかった、とか。あと、入園時に準備するものが多すぎるとか。発熱したら迎えに行くとか。はよそういうところを改善すれば良いのに。そして、ニュースでたまに園内での虐待事件が問題になるが、じゃあそういう劣悪な園から親が子供を引き上げるかといえば、全然そのまま通わせるのであり、なんでかといえば、「他に通わせるところがないから」であり「そんな園でも営業していてくれないと困る」なのである。うーん軽い地獄。

とにかく、育児を手伝ってもらうシステムは欲しいよな。私が正直一番しんどいだろうな、と思っているのは、子供の遊びに付き合うことだ。これ、たまに友人の子相手に遊んだりするのだが、遊んでいると、これを3年4年5年と続けるって気が遠くなるぜ、と思わずにはいられない。当たり前の話ではあるが、子供の遊びは低級なのでつまらないのだ。そこに楽しみを見出すというのは、できる人にはできるだろうが、大概の人にはしんどいと思う。だから、できれば子供同士で遊んで欲しいし、そういうのが好きな奇特な人に遊んでもらって欲しい。だから、そのための保育施設とか、課外活動用の施設を充実させる、というのは良い取り組みだと思う。しかし、そもそも入れる保育園がない、みたいな段階でワーワーやってるんでは、とてもとてもそんなレベルにはいかないわなあ。

あ、いい時間になってしまった。考察の続きはまた明日。