3月のまとめ

1ヶ月近く書かなかった。仕事はとうに暇になっていたのに、毎日書くという縛りを解いたら瞬く間にこの調子である。よろしくない。というわけで、また毎日書くことにする。

 

ブログを書かない間に色々あった。3月中旬に5日ばかり上京した。2人の友人に会った。父と佐伯祐三展に行き、祖母の財産を確認し、父の不要な口座を解約した。

戻ってきて、わんわんをドッグランに連れて行った。こちらで友人に会い、ランチをしながら本と映画の話をした。昨日は母と地元のカフェに行った。薄味であったがソーダの種類が豊富で良かった。次はハンバーガーを食べたい。さらに新たなドッグランを求め、地元の鄙びたグラウンドにわんわんを連れて行った。

3月は仕事があまり来なかった。上京の前に1、2本、後に2本という感じで、いずれも軽い。一応書き入れ時が終わる前なので、こんなんでいいんかとも思うが、いいのだ。仕事があるよりはない方が楽である。しかし、帰ってきてからトリコチロマニアがひどい。加えて仕事に全く集中できない。原因はおぼろげながら分かっていて、睡眠不足で精神状態が悪化しているせいだと思う。しかし、どうしてこうも宵っ張りになってしまうのかという謎は解けない。布団に入るのが3時過ぎ、悪くすると4時過ぎというのが常態化しつつあるので、これは深刻である。精神状態の乱れがさらなる乱れを呼んでいるのだと思う。どこかで悪循環を断ち切らないといけない。今日、久々に座禅を組んだのだけど、イマイチ即効性はない(そういう効果を狙うのが不順なのは分かっているが)。

仕事のこととなると、将来があまり思い描けない。この業界で定年までやっていけるという気はあまりしない。外的な事情もある(AIの進歩により大きく人員削減が行われる可能性の高い業界である)が、それよりも個人的に、この仕事に賭ける気持ちが全く湧いてこない。この仕事に関して自己投資をするつもりがない。実際、私の技量の進歩というのはほぼ全く止まっているのだと思われる。水も肥料もやらなければ当然である。

その癖、来た仕事は必ず拾いに行くのだが、しかし来なくたって別に構わないよ(むしろ楽で良い)という気持ちもある。

インボイスも多少影を落としている。私はインボイスの登録をしないと決めているが、取引先はインボイスを勧めてくる。今でも仕事の供給が不安定なのに、これだと10月を過ぎてどうなるか甚だ覚束ない。

別に休業しても良いと思っている。貯金が特技(というか使わないので単に溜まっていく)の私であるから、(今後のインフレの程度にもよるが)10年くらいは遊んで暮らせる蓄えはあるので特に恐れることはない。もちろん10年も休みはしない。その間に働く能力が失われてしまうだろうから。10年というのはただの精神安定剤だ。

例年通りなら、4月、5月、6月と、さらなる閑散期が待っている。多分、読書と映画鑑賞で過ごすだろう。今年3月までに読んだ本の冊数は13冊で、このペースでいけば、年間50冊を超える。一般的な読書家にとっては年間50冊なんて鼻で笑う数字だろうが、私にとっては大きな第1歩である。それだけ集中力が回復してきたということなので。今年は、夏目漱石の小説全部と、村上春樹の小説全部を読むつもりでいる。