再会が素晴らしいということ

昨日は大変久しぶりに他人と外食をした。

10年ぶり2回目に会う人で、何の話をできるものやら緊張しつつ席に臨んだのだけど、存外非常に非楽しくて、あっという間に時間がたち、家に送ってもらう車の中でもしゃべりつくしてお別れした。10年前に会ったときも、これは人格的に信頼できる人だな、とは思ったのだけど、他の人もいて割と社交的な話題に終始したので、それ以上のことは分からなかった。けれど今回会って、本とか映画とか趣味嗜好が似ているのみならず、そういうのを通して人生に対する根本的な見方というかスタンスに結構似通ったものがあると感じるところがあって、そのせいかとても安心して話せた。その幸福感が割と今日まで持続していて、人生に対して明るい見通しすら持てそうな心持である。人との心の触れ合いって大事なんやね…人生に対する見方が変わるわ。

また会おうね、と約束したのでぜひまた会いたいのであるが。欲は言わないが半年に1回くらいはお会いしたいものであるなあ。

さて、仕事を抱えてはいるものの、少し凪いだ感じにはなっている。どこかで合間を見つけて確定申告をしなければならない。しかし時間にわずかでも余裕が生まれると、ついつい仕事の手が緩んでしまうなあ。今日も、本をちらちら読んだり、Amazonやメルカリで古本を探したりと、脇目が激しい。このままインボイスを登録せずに、かつ、料金を減額しないまま行ったら、仕事減るかしら。減るだろうな。しかし、それも本望のような気もする。ちょっと心の浮き立つ再会があったのもあって、またぞろ「転職したい気分」が頭をもたげ始めている。単純なもので、この荒むべき世の中も捨てたものじゃないのな、などと人生に希望を見出しちゃっているのである。

でもとりあえず仕事を仕上げなければならない。金曜納期。